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「おりゅうさんVer3」開発の経緯の記事が全管連ジャーナル2015/5月号に掲載されました  [2015年07月04日]
東京都水道局で美味しい水プロジェクトを推進して様々な施設の直結化を進めています。
 
具体的には、受水槽や高架水槽を廃止して水道本管と接続する工事で、通称「直結工事」と言われています。
 
 
 
給水装置主任技術者が設計して流量などきちんと確認すれば増圧ポンプが留保されるなど、規制緩和がされた一方で肝心の流量計算が出来る給水装置工事主任技術者がまだまだ少ないのが現状です。
 
直結工事で流量計算と引替えにポンプの設置が留保されるようになってから、当社では小型の集合物件を多く手がけていたので、自然と流量計算をすることが多くなっていました。
 
流量計算をどうやってすれば良いかは解っていましたが、区間流量や区間ごとの配管材などを集めて計算するのは大変です。
私はエクセルを使ってシートを作り計算していました。懐かしい思い出です。
 
 
 
そのころ、組合で各種講習の講師をしていた先輩方から
「今度流量計算をするソフトを開発することにしたので、技術に詳しい渡邉君も加わってくれないか」
と打診がありましたが、当時は組合に関わる余裕も無く、開発チームには合流せずにVer1.0が先輩達の手でできあがりました。
 
リリース前のデモをするから見て欲しいと言われて見せてもらうと、自分が使っていたエクセルのシートに入力するより遙かに効率良く流量計算できるソフトができあがっていました。
 
「おりゅうさんVer1.0」の誕生でした。
 
 
 
説明会などの講師が足りないと言うことで急きょ開発チームに加わることとなり、その後のVer1.5からは開発チームの一員として仕事をさせて頂くことになりました。
 
認証方式をUSBキーに変更し、東京都水道局の施工要領の大幅改変に合わせて改修したVer2.0で一応の完成を見たと思います。
 
 
 
その後、OSであるWindowsXPが使用期限を迎えたり、この間に改修の提案なとが出てきましたが、当初開発チームの太田南支部の平田さんが急逝されてしまいました。
 
もう一人の当初開発チームの三多摩管工事工業協同組合 (有)タルヤ設備工業所 松本正美氏が三多摩管工事工業協同組合の副理事長職に就いて多忙なこともあり、Ver3.0に関しては私が開発の主な部分を担当させて頂くことになりました。
 
まだ未成熟な部分もありますが、大幅に改善された事項も多くあり、有用なソフトに仕上ったと自負しております。
 
 
 
開発にあたっての手記を寄せて欲しいと「全管ジャーナル(※1)」から依頼があり、記事を書かせて頂きましたのでご紹介します。
 
 
 
 
※1 全国管工事業協同組合連合会(国土交通大臣認可団体)の技術広報誌
 
 
 
Posted at 17:05