住宅形態 | 鉄骨鉄筋コンクリート造9階建(40世帯) |
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築年数 | 1979年12月完成(35年) |
工事予算 | 約7900万円 |
施工工期 | 約3ヶ月 |
竣工年月日 | 2014年11月 |
部位 | 給水設備,雑排水設備、 |
<杉並区 シャルマン荻窪(分譲40戸)>
鉄骨鉄筋コンクリート造 9階建40世帯を対象に増圧直結給水方式切替工事及専用部共用部の雑排水管及び給水給湯管更新工事を行いました。
鉄骨鉄筋コンクリート造 9階建40世帯を対象に増圧直結給水方式切替工事及専用部共用部の雑排水管及び給水給湯管更新工事を行いました。
建築後35年を経過して、赤水などがでると共に、排水管の流れも次第に悪くなり、詰りや漏水の報告もでて参りました。
ここで、建物の生命線でもある給排水設備の大半を更新する大規模改修を行う事になりました
当初は、給排水管の更生工事(ライニング工事)をお勧めしたのですが、組合さんの強いご希望で、施工範囲は広くなりますが更新工事を行う事と致しました
【更新内容】
1)受水槽高架水槽を撤去して直結給水方式に切替える
1)受水槽高架水槽を撤去して直結給水方式に切替える
2)給水管は埋設及び共用給水管は地震に強く錆びないエスロハイパーAWを用いました3)共用排水管及び専有部露出排水管は耐火二層管としました。また、各階で竪管伸縮を吸収するため差込継手を用いています
4)専用部シンダーコンクリート内排水管はVP管としました
5)通気管は継手部を除き状態が悪くなかったので継手部のみ耐火VP管に更新しました
6)専用部給水管給湯管は架橋ポリエチレン管(積水化学カチット)継手を使用しました
6)専用部給水管給湯管は架橋ポリエチレン管(積水化学カチット)継手を使用しました
上記の内容を踏まえて次の手順で工事を進めました
撤去した排水配管の中はこんなに錆びだらけでした
ライニング工事として特殊樹脂(2液性エポキシ樹脂)塗料を管内に塗布していきます。
圧縮空気を送り込んでいる様子です。
屋上にて、透明なエアホースで十分に塗布できているか確認。
更生前後の配管状況です。
②屋上給水主管以降、3階までの共用給水立管更生
同様に主管の作業を行っていきます。
立管系統も行います。
③各戸量水器以降、室内の末端給水栓までの給水枝管更
専有部の作業です。
塗布確認作業。
ライニング後すぐにリボン(ボール状冶具)を管内に通し、塗料をムラなく均一に行き渡らせます。
塗料が乾燥するまでの1日間は仮設水道を使用していただきます。
④更生工事に関わるバルブ類及びその他配管更新
揚水管・屋上配管の復旧、共有部PS内メーター廻り配管・バルブの更新工事も行い、工事完了です。
【直結工事】
施工前
給水引込管やメーター、受水槽などは1.2階店舗用駐車場の周辺に設置してあったため、店舗側との打ち合わせ、ご協力のもと工事に取り掛かりました。
既設メーター廻り
駐車場の一番奥に受水槽が設置してありました。
屋上高架水槽
施工後
①メーター廻り、埋設配管
新規メーターパイパスユニット40mm及び仕切弁の設置状況
草木を伐採して埋設配管、スッキリしました。
②アスファルト掘削、舗装
受水槽及び基礎撤去後。受水槽横にあった5m程の1本木も伐採。
また、工事中も駐車場を利用していただけるようにアスファルト掘削、舗装ルートを考慮いたしました。
③増圧ポンプ設置
既存制御盤を撤去し、新たに増圧ポンプを設置いたしました。
④屋上配管接続
既存の揚水管と給水主管を接続し、吸排気弁を取付。ステンレスラッキングで保温処理を行いました。
⑤屋上水槽撤去
高架水槽・架台撤去後
施工前
給水引込管やメーター、受水槽などは1.2階店舗用駐車場の周辺に設置してあったため、店舗側との打ち合わせ、ご協力のもと工事に取り掛かりました。
既設メーター廻り
駐車場の一番奥に受水槽が設置してありました。
屋上高架水槽
施工後
①メーター廻り、埋設配管
新規メーターパイパスユニット40mm及び仕切弁の設置状況
草木を伐採して埋設配管、スッキリしました。
②アスファルト掘削、舗装
受水槽及び基礎撤去後。受水槽横にあった5m程の1本木も伐採。
また、工事中も駐車場を利用していただけるようにアスファルト掘削、舗装ルートを考慮いたしました。
③増圧ポンプ設置
既存制御盤を撤去し、新たに増圧ポンプを設置いたしました。
④屋上配管接続
既存の揚水管と給水主管を接続し、吸排気弁を取付。ステンレスラッキングで保温処理を行いました。
⑤屋上水槽撤去
高架水槽・架台撤去後
Posted at 11:37